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2012年10月16日

【アジア】明電舎 マレーシア大型鉄道プロジェクト向け電力設備を受注

明電舎はマレーシア首都圏のMRT(大量高速交通システム)の事業母体 Mass Rapid Transit Corporation (以下:MRT社)より、首都クアラルンプールに建設予定のスンガイ・ブロー (Sungai Buloh) 〜 カジャン(Kajang)MRT1号線 向け鉄道用電力設備を受注した。同プロジェクトはクアラルンプール北西から南東に伸びる総延長51Km、31駅の地下及び高架からなる鉄道で、2017年に完成予定。

明電舎は、き電変電所23ヵ所及び商用変電所12ヵ所のき電及び配電設備一式を受注し、機器の供給及び現地据付工事を担当する。同社がクアラルンプールのLRT(軽量軌道交通)やモノレールに納入した鉄道用変電機器の品質及び現地での施工技術がMRT社より評価されたことが受注に繋がった。また、応札に際しては、丸紅が協力した。

マレーシアの首都クアラルンプールでは慢性的な交通渋滞が大きな社会問題となっており、鉄道の整備計画が急ピッチで進められている。MRT社によると、完成後、一日あたり40万人が同線を利用すると推定されている。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 11:25| アジア