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2012年10月02日

【アジア】JFEエンジニアリング ミャンマーにおける大型橋梁の事業化調査に着手

JFEエンジニアリングは、JFEスチール、オリエンタルコンサルタンツ、長大、国際建設技術協会と共同で、経済産業省より「エーヤワディ河下流横断鉄道・道路改良計画」を受託した。

受託した業務は、ミャンマー国への25年ぶりの円借款や民活インフラ案件の形成を目指した事業化調査で、「平成24年度インフラ・システム輸出促進調査等事業(円借款・民活インフラ案件形成等調査)」の一事業として位置づけられている。

ミャンマー国は民主化に伴い経済発展が大いに期待され、その基盤となる交通ネットワークの整備が急務となっている。建設予定地のヒンタダ郡は、ヤンゴン市の北方100kmに位置する交通ネットワークの要所となっているが、エーヤワディ河で幹線道路と鉄道が分断されているため、橋梁建設による早期連結が期待されている。

事業化調査は、エーヤワディ河を跨ぐ橋梁部(延長2.3km)とアプローチ部(延長5km)が対象であり、予定では2012年度中に完了する。

JFEエンジニアリングは、1995年にヤンゴン市に海外支店を設置して以来、15年以上にわたって、ミャンマー国営企業の橋梁工場建設と操業支援を行ってきた。また、ミャンマー国内に大型橋梁7橋の橋梁建設に関する技術支援を実施してきた。JFEエンジニアリングのこれらの実績は同国より高い評価をいただいており、今後も都市化が急速に進むヤンゴン市周辺での架橋計画などにも積極的に営業展開する。さらに、都市環境プラント(※)やエネルギー関連などのインフラ整備等においても同国の発展に貢献する。

※ JFEエンジニアリングは廃棄物発電プラントに関し、環境省より「ミャンマー国ヤンゴン市における循環型社会形成支援及び廃棄物発電事業のFS業務(事業化可能性調査業務)」を受託し現在調査中

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:33| アジア