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2012年08月22日

【物流】トラック運送業界の景況感(2012年4月〜6月期)

全日本トラック協会(全ト協)は平成24年(2012年)4月〜6月期トラック運送業界の景況感(速報)を公表した。

これによると、平成24年4月〜6月期の景況感は、東日本大震災の復興需要による内需や、エコカー補助金などの政策特需による下支えにより景気の若干の持ち直しがみられた。一方、燃料価格は下落に転じたものの、未だ高止まりしており、燃料コスト増の負担が大きい状況である。としている。

このような中、トラック運送業界の景況感について「好転」とした事業者は10%(前回13%)、「悪化」とした事業者は49%(前回54%)で、判断指標は▲45となり、前回(▲49)よりも4ポイント改善した。しかし、景況感改善の基盤は未だ弱く、息切れ懸念が伴うものとなっており、業界の景況感の判断指標は今回から5ポイント下げた▲50が見込まれている。

貨物別では、宅配貨物の判断指標は▲10となり、前回(▲30)から20ポイント改善、宅配以外の特積貨物の同指標は▲16となり、前回(▲32)から16ポイントの改善となった。一方、一般貨物の同指標は▲25となり前回(▲19)から6ポイントの悪化となっている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連