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2012年07月26日

【知識】大鵬薬品と帝国製薬 がん性疼痛治療剤で業務提携に合意

大鵬薬品工業と帝國製薬は、7月11日、がん性疼痛治療剤「OVF」(フェンタニルクエン酸塩バッカル錠)に関して業務提携を行う事で合意した。

「OVF」は、がんの持続痛がコントロールされている患者に一時的に起こる急激な痛み(突出痛)に対し、バッカル部位(上大臼歯の歯茎と頬との間)への投与により、即効性の鎮痛効果を示すがん性疼痛治療剤。

海外では「Fentora(R)」「Effentora(R)」等の製品名で販売されており、2005年の大鵬薬品と米国のシーマ社(現セファロン社)とのライセンス契約に基づき、国内ではこれまで大鵬薬品が開発を行ってきた。帝國製薬は「経皮吸収技術の応用」および患者の「痛みからの解放」を製品開発の中核に位置づけ、麻薬製剤の開発・製造などの事業展開を行っている。

今回の提携により、帝國製薬が製造販売承認申請を、販売は大鵬薬品が行う予定。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識