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2012年07月25日

【環境】日本郵船 温室効果ガス排出データの算出基準がGHGプロトコル スコープ3まで対応

日本郵船は、NYKグループ会社から収集している温室効果ガス排出のデータについて、国際的な算定・開示基準であるGHGプロトコル(※)のスコープ1、2だけでなく、スコープ3にも適切に対応して算出し、正確な数値を開示しているとの保証書を第三者検証機関より取得した。スコープ3に対応したデータの集計・算出・開示が第三者検証機関による検証を受け、保証書を取得したのは、海運業界では世界初である。

 同社グループでは、今年度から輸送手段である船舶や航空貨物機を運航する際に発生するCO2排出量の把握・削減だけでなく、それらが製造される際や船舶燃料やジェット燃料が精製される際に発生するCO2なども含めて把握することで、より広範なCO2排出量の把握・削減に取り組むとしている。

※ GHGプロトコル
温室効果ガス(GHG:Greenhouse Gases)排出の国際的な算定や開示の基準。
事業者自らが活動の中で直接排出するGHG量を対象とするスコープ1、エネルギー消費をすることで間接的に排出する部分のスコープ2、自社の事業活動で必要な物品、原材料やサービスなどの購入から移動、廃棄までのバリュー(サプライ)チェーン全体で発生する間接排出を対象とするスコープ3が設けられている

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| 表彰・認証取得関係【取り組み内容別】