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2012年07月25日

【知識】富士通マーケティングと多治見市 中国富裕層向けサービス分野で連携

富士通マーケティングの関係会社である富士通マーケティング・エージェントと、岐阜県多治見市は、中国富裕層向けサービス分野で連携し、オリジナル旅行商品や工芸品を、中国ECサイト銀聯(ぎんれん)オンラインモール「銀聯在線商城日本館(以下:日本館)」に出店し、7月より提供を開始する。

今回、多治見市の協力のもと、「日本館」の中に新たに「工芸館・匠(たくみ)」を開設し、美濃焼の窯元が焼き物などを出品するとともに、JTBグループが中国人富裕層へのオリジナルツアーを企画、窯元で陶芸を直接体験するプランや多治見市周辺地域の観光地を巡る商品を出店する。

提携の内容は下記のとおり

1.美濃焼の体験や工芸品を鑑賞する旅行商品を販売
  多治見市は、人間国宝(国の重要無形文化財に認定)を輩出した由緒ある窯元をはじめ、美濃焼の伝統技法を受け継ぐ多数の窯元がある。今回、窯元で陶芸を体験し、陶磁器に関する美術館やギャラリーで歴史ある美術工芸品や近代の逸品を鑑賞するプランを中核に、JTBグループが旅行希望者それぞれの要望にあわせて、近隣の観光地や温泉地を周遊するツアーをコーディネートし、オリジナルツアーとして8月より提供を開始する

2.日本館内に「工芸館・匠」を開設し、美濃焼などの工芸品を販売
  新たに「工芸館・匠」を開設し、日本で体験・鑑賞した伝統工芸品の販売を行う。芸術性の高い工芸品に対する中国人の購買意欲は高く、本物を見て良さを理解してもらうことにより、中国へ帰国後も「工芸館・匠」で継続した購入が期待できる

富士通マーケティング・エージェントは今後、地方自治体と連携を行い、地域全体の経済活性化を目指す。

一方、多治見市も、「工芸館・匠」へ出店する窯元や他の工芸品の出品拡大を支援するとともに、多治見市を訪れる中国人観光客に対し、細やかなサービス対応を提供していく。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識