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2012年07月11日

【環境】日本郵船 空気潤滑システムに6%の省エネ効果を確認

日本郵船は、空気を船底に送り込んで発生させた泡を利用し、船舶と海水の摩擦を低減させる独自の空気潤滑システムについて、実航海時で平均約6%の二酸化炭素(CO2)削減効果があることが確認されたと発表した。日本郵船グループであるMTI、日之出郵船を合わせた3社が、同システムをモジュール運搬船の「YAMATO(大和)」と「YAMATAI(邪馬台)」に搭載し、約2年にわたる実証実験において確認した。

このプロジェクトは、竣工時から2船に同システムを搭載し実際の航海の中で、@燃費削減効果の検証、A様々な運航・海象条件下で船底に送り込まれた泡の動きの確認、B送り込む空気量と効果との関係の検証、CCO2削減効果の実証を行ってきた。尚、このプロジェクトは、国土交通省より2009(平成21)年度から「船舶からのCO2削減技術開発支援事業」として選定を受け、また日本海事協会の共同研究事業による支援を受けてきた。


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投稿者:gotsuat 10:37| 企業の取り組み 【機関別】