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2012年06月22日

【流通】DNPグループ 印刷用DTPデータで電子カタログを制作・配信できるシステム開発

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大日本印刷(DNP)と、DNPの子会社で商業印刷物などの企画制作を行うDNPメディアクリエイト(DMC)は、一つのデータからチラシやカタログ、パソコンやスマートフォン、タブレット端末、デジタルサイネージなど、多種多様なメディアへの情報発信支援する「クロスメディアコミュニケーション事業」を推進している。「クロスメディアコミュニケーション事業」は、紙と電子の両媒体に必要なコンテンツ制作から配信までの業務効率を向上させるとともに、価値観が多様化する生活者と企業の最適なコミュニケーションの実現を目指している。

DNPとDMCの両社は、「クロスメディアコミュニケーション事業」をより一層推進するために、印刷用のDTP(DeskTop Publishing)データの制作と同時に、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などで閲覧する電子カタログを効率的に制作・配信できるシステム「ミカタ」を開発した。「ミカタ」とは“カタログの新しい見方” を意味したもので、DNPとDMCは、紙と同時に電子カタログを発行している、もしくは計画している企業に、当システムを提供する。

メーカーや通販会社などのカタログは、商品のリニューアルやアイテムの増加などに伴って制作の管理業務の負荷やコストが増大するとともに、普及が著しいスマートフォンやタブレット端末で閲覧する電子カタログへの対応も急務となっている。電子カタログは、検索性が高く、紙媒体では困難な画像や音声などのリッチコンテンツの表現もできるが、制作負荷が高く、対応する企業数は伸び悩んでいる。また、電子カタログに商品検索や履歴管理、ショッピングカートなどの機能を付与するためには、商品データベースを作成する必要もあり、電子カタログの制作工程の自動化によるリードタイムの短縮とコストの低減が求められている。

こうした課題に対してDNPとDMCは、長年培ったカタログ制作のノウハウと独自の情報技術を活かしてオリジナルの電子カタログを効率的に制作・配信できるシステム「ミカタ」を開発した。「ミカタ」は、紙のカタログをはじめとする販促ツールの文字情報や画像をDTPデータ制作と同時にデータベース化することで、電子カタログへの流用が容易になり、紙と電子の両方のカタログを効率的に制作することができる。

「ミカタ」は、紙媒体の販促ツールを制作すると同時に電子カタログ用のデータが生成できる。「ミカタ」で制作する電子カタログは、紙のカタログと同様の閲覧性に加え、検索機能や動画・音声などのリッチコンテンツも組み込むことが可能でき、販売員向けには、電子カタログに掲載している商品を使用した提案書の作成機能や商品の発注業務などの営業支援機能も備え、閲覧履歴に基づいた効果測定・分析にも対応するなど、企業の販売促進活動をトータルにサポートする。

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投稿者:gotsuat 09:40| 流通