<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2012年06月26日

【アジア】JX日鉱日石エネルギー SKグループとパラキシレン製造の合弁事業開始

JX日鉱日石エネルギーとSKイノベーション(以下:SKI社)の子会社であるSKグローバルケミカル(以下:SKGC社)は、大韓民国ウルサン広域市にて、合弁会社ウルサン・アロマティックスを設立した。

ウルサン・アロマティックスの設立は、2011年8月5日に当社とSKGC社が合意した合弁契約に基づくもので、今後ウルサン・アロマティックスは、SKグループ ウルサンコンプレックス内において世界最大級となる100万トン/年の生産能力を有するパラキシレン製造設備の建設に着手する。2014年5月には建設を完了し、試運転を経て、同年8月には商業運転を開始する予定にしている。

新設備は、スケールメリットによる圧倒的なコスト競争力の実現が期待され、JX日鉱日石エネルギーは、供給能力拡大により、アジアにおけるパラキシレン外販のトップメーカーとしてのプレゼンスを更に高めていく。また、同社は、日本国内の製油所より今回の新設備にパラキシレン原料を供給することで、製油所の高付加価値化・石化工場化を推進する。SKGC社においても、高付加価値化につながる石化製品製造装置の増設によりウルサンコンプレックスの競争力強化に貢献する。

鉄道輸送を利用した物流カイゼン・環境対策は鉄道コンテナコンシェルジュ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア