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2012年06月15日

【流通】エス・アンド・アイ スマートデバイスの盗難・紛失時に利用者がデータ消去できるクラウドサービス

エス・アンド・アイは、iOSおよびAndroidを搭載するスマートデバイスの盗難・紛失時において、利用者自身がいち早くデータ消去を実行するためのクラウドサービス「sactto!リモートワイプ(サクット・リモートワイプ)」を2012年7月1日から開始する。通信キャリアに依存しない、多種多様なスマートデバイスに対応したリモートワイプサービスとして、企業のBYOD(ビー・ワイ・オー・ディ:Bring Your Own Device、私物デバイスの業務利用)におけるセキュリティ対策の1つとして利用できる。

スマートデバイスを利用する場合、業務効率の向上が期待される一方で、取引先の連絡先やメール、重要な書類データなど、多くの機密情報が端末に保存されやすく、紛失時の情報漏えいが課題となっている。スマートデバイスは一般的に閲覧頻度が高いこともあり、利用者自身が紛失にいち早く気付く。「sactto!リモートワイプ」では、紛失に気付いたら直ちに最寄りの電話機を使用し、音声ガイダンスに従いながら端末データ初期化、さらに回線停止までを、管理者の手を煩わせることなく利用者自身が速やかに実行できる。

「sactto!リモートワイプ」の主な機能は以下のとおり。

1.24時間365日、利用者自身がデータ消去
紛失に気付いたらすぐに、利用者自身がリモートワイプ実行の専用番号に電話をかけ、ユーザーIDとパスワードをプッシュするだけで、スマートデバイス内のデータが消去されて工場出荷時の状態まで戻り、さらに回線停止まで実行できる。(回線停止はSoftBankおよびauのスマートデバイスにのみ対応)

2.マルチキャリア対応
「sactto!リモートワイプ」は、iPhone/iPadおよびAndroid搭載スマートデバイスに対応している。3G接続のデバイスにおいて、SoftBank、au、NTT docomoなど契約先が複数のキャリアが混在する場合においても「sactto!リモートワイプ」サービスの契約に一本化することができる。

3.管理者への通知
リモートワイプが実行された場合、実行結果を利用者の上長やセキュリティ担当者など、あらかじめ登録された管理者にメールにて通知される。この通知履歴は、プライバシーマーク取得企業においては、監査における証跡として利用できる。

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投稿者:gotsuat 09:40| 流通