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2012年06月01日

【環境】三菱重工業 今治造船とコンテナ船に関する技術提携協定を締結

三菱重工業は、今治造船とコンテナ船に関する技術提携協定を締結した。

燃料価格の高騰が続くなか、海上輸送における環境負荷低減に向けた国際ルールが採択され、省エネ船舶に対する船主側の期待や要求は著しく高まっている。特に大型コンテナ船に多く搭載されるディーゼル機関は重油を燃料とするため、よりCO2排出が少なく環境負荷を軽減できるLNG(液化天然ガス)の燃料化技術や、泡の力で船底と水の抵抗を減らし省エネ・CO2削減を実現する「三菱空気潤滑システム」など、同社の持つ省エネ船舶の技術開発力と、今治造船の高いコスト競争力を組み合わせ、船主のニーズにきめ細かく応える。

三菱重工業は、船舶・海洋事業の成長戦略として高付加価値製品への特化および保有関連技術を国内外へ供与するエンジニアリング事業の強化に注力している。一方、今治造船は、省エネ性能をはじめ先進的な船舶関連技術の獲得を目指していることから、両社の思いが一致し、今回の提携が成立した。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】