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2012年05月29日

【物流】全ト協 「トラック運送業界における不正改造車排除運動」実施

全日本トラック協会(全ト協)は、平成24(2012)年6月1日から同年6月30日の1ヶ月間を「不正改造車排除強化月間」とし、街頭活動や広報活動などの運動を重点的に実施すると発表した。

法令に反した不正改造車による走行は、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の原因の一つとなっている。このような状況に鑑み、トラック運送業界としては全国的に不正改造車を排除するため、積極的に「不正改造車排除運動」を展開することにしている。

次のような事例は不正改造車に該当し、不正改造車で走行した場合、法令により罰則が科せられることになるとしている。

@ 視認性、被視認性の低下を招く窓ガラスへの着色フィルム等の貼付
A 前面ガラスへの装飾板の装着
B 灯光の色が不適切な灯火器等の取付け(デコレーション、回転灯火等)
C タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し
D 騒音の増大を招くマフラーの切断・取外し及び基準不適合マフラーの装着
E 土砂等を運搬するダンプ車の荷台さし枠の取付け及びリアバンパ(突入防止装置)の切断・取外し
F 軽油タンク増設等不正な二次架装
G 大型貨物自動車の速度抑制装置(スピードリミッター)の取外し、解除又は不正な改造、変更等
H ディーゼル黒煙を悪化させる燃料噴射ポンプの封印の取外し
I 不正軽油燃料の使用

「不正改造車排除運動」は年間を通じた運動で、今回この期間を強化月間と位置づけている。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連