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2012年05月08日

【知識】ネットスターとセキュアブレインが技術提携

ネットスターとセキュアブレインは情報セキュリティ分野について技術提携し、セキュアブレインがネットスターにマルウェア感染サイトやフィッシングサイト、ワンクリック詐欺サイトなどの悪質サイトのURLデータを提供し、ネットスターが同社のURLリストに反映する。また、今回反映する同データは、通常のウェブサイトと違い日々状況が変化するため、登録済みのデータも含めて毎日見直しを行い、最新の情報を反映し、2012年5月末よりネットスターが提供するすべての製品・サービスに提供する。

昨今、国の機関や企業など特定の法人を狙ったサイバー攻撃や、急速に普及したスマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスを狙ったウイルス被害や架空請求被害が急増しており、今後ますます拡大、高度化することが懸念されている。この状況を鑑み、ネットスターでは悪質サイトの登録をさらに強化するため、セキュアブレインと技術提携し、マルウェアを配布するサイトや、不正に改ざんされたサイト、標的型攻撃で使用される可能性のあるサイト、C&C(コマンド&コントロール)サーバなどの不正攻撃サイト、フィッシングサイト、ワンクリック詐欺サイトなどの悪質サイトのデータ提供を受け、同社URLリストへ反映する。

ネットスターではこれまで、マルウェアを配布するサイトやオンライン詐欺サイトなどの悪質サイト、さらに日々増え続ける迷惑メールへの対策の一環として、URLリスト作成・配信システムの開発や収集するインターネットコンテンツの情報源を多様化するなど、URLリストの即時性、網羅性の向上に努めてきた。これに加え、今回、セキュアブレインと技術提携し、悪質サイトの登録を強化することで、ウェブ閲覧経由での情報漏えいや金銭的被害などのリスクを低減させることが可能になる。

また、悪質サイトの登録を強化した同リストは、アルプスシステムインテグレーションの「InterSafe WebFilter」やトレンドマイクロの「InterScan WebManager」をはじめとするパートナー各社のフィルタリング製品・サービスや、同社が提供する中小法人向けフィルタリングサービス「サイトアンパイア」、スマートデバイス向けサービス「NetSTAR ビジネススマートセキュリティ」や「NetSTAR ビジネスブラウザ」など、ネットスターが提供するすべての製品・サービス向けに、2012年5月末より提供を開始する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識