<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2012年04月17日

【物流】国交省 ドライバー教育用マニュアル作成

国土交通省(国交省)はトラック・バス・タクシーの各業態別に、わかりやすいドライバー教育用マニュアルを作成した。同マニュアルは基礎編と応用編という構成されており、その中のトラック事業者向けマニュアルでは、トラックで運送事業を行う事業者が、「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う指導及び監督の指針/平成13年8月20日国土交通省告示第1366 号」に基づき実施することとされている運転者に対する指導及び監督の実施方法を、わかりやすく示したものである。

トラック事業者向けマニュアルの基礎編では、第1章で「指導及び監督の実施に当たって配慮すべき事項」として、事業者の運転者に対する指導及び監督の責務や、計画的・日常的な指導及び監督の実施について解説している。第2章では、「一般的な指導及び監督の指針の解説」(概要版)として、トラックを運転する心構えや、安全運行のために遵守すべきこと、トラックの構造上の特性や貨物の正しい積載方法等、11項目を解説している。
又、同応用編では、基礎編の第2章「一般的な指導及び監督の指針の解説」の詳細版として、11項目の各々の内容を詳しく説明している。

同マニュアルは、青点線で指導のねらい、赤点線で運行管理機器の活用方法を示す他、ポイントとなる事項や法令を遵守すべき事項に各マークを付与してわかりやすく整理している。国交省は、各事業者が運転手に対し指導監督する上で、各社の独自のマニュアル等と併用して、同マニュアルを活用するよう促している。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連