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2012年04月11日

【物流】国交省 アルコール・インターロック装置の技術指針策定

平成24年(2012年)4月4日、国土交通省(国交省)は、呼気吹き込み式アルコール・インターロック装置の技術指針を策定したことを発表した。

飲酒運転による事故は、飲酒運転に対する罰則強化等により減少傾向にあるものの、平成23年度においては約5,000件の飲酒事故が発生し、約270件の飲酒運転による死亡事故が発生しているなど依然として深刻な状況が続いている。

同指針は、飲酒運転による交通事故件数を削減する観点から、飲酒運転を防止する装置(アルコール・インターロック装置)の早期実用化に向けたもので、新技術の開発や諸外国の動向等を踏まえて策定された。

呼気吹き込み式アルコール・インターロック装置の技術的要件として、●呼気アルコール濃度が設定値より低い場合において原動機始動可能状態となること ●堅固で容易に改造できない。不正改造が行われた場合、それがわかる構造であること―など14項目を定めている。
また、較正・整備に係る要件として、取扱説明書や整備説明書の添付および必要事項について明記し、較正・整備の間隔は180日以上としている。


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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連