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2012年03月27日

【物流】国交省 東北高速道路無料化は原発避難者のみ対象

国土交通省(国交省)は平成24(2012)年3月22日に、東北地方の高速道路の無料開放の4月以降の扱い(4月1日 0:00〜9月30日 24:00)について発表した。
それによると、無料開放の対象者は、原発事故による避難者(被災地に警戒区域等を生活の本拠としていた方)のみとし、対象車種は、避難者が運転又は同乗している全車種の車両で、原発周辺の対象インターチェンジを入口または出口とする走行に限るとした。そして、被災地支援、観光振興及び原発事故以外の避難者の無料化は、3月31日迄で終了するとした。

無料化の対象となるのは、東北自動車道・本宮〜国見、磐越自動車道・郡山東〜いわき三和、常盤自動車道・いわき中央〜山元の各区間のインターチェンジとしている。(相馬・南相馬については、相馬〜南相馬間の開通後に対象インターチェンジに追加される予定。)出口料金所では入口料金所で受け取った通行券とあわせて避難元が確認できる書面(被災時に警戒区域等を生活の本拠としていたことを証明する書面)と本人確認のための書面が必要で、いずれも運転免許証、パスポート、健康保険証、被災証明書等の公的機関が発行するもので原本の提示が必要となる。

尚、入口料金所、出口料金所では一般レーンを通行することが必要で、ETC無線走行、またスマートIC(ETC専用IC)からの出入は無料とならない。更に、首都高速、東京外環道など、東北地方のNEXCO路線と一体で料金を徴収されない高速道路は対象外となる。


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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連