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2012年03月23日

【知識】双日と神戸製鋼所 豪州サウスダン鉄鉱山プロジェクトの共同開発推進で合意

双日は、神戸製鋼所と豪州サウスダウン鉄鉱山プロジェクトを共同で開発・推進していくことで合意した。双日の100%子会社で新規開発鉱山であるサウスダウンプロジェクト(以下:サウスダウン)の30%の権益を保有している双日リソーシズ・テクノロジー社(Sojitz Resources & Technology Pty Ltd、以下:SRT社)の株式のうち33%を 神戸製鋼所に譲渡する。今回の株式譲渡によりプロジェクト鉱山における双日の 持分比率は20.1%、神戸製鋼が9.9%となる。

今般、需要家でもある神戸製鋼の事業への参入により、豪州マグネタイトペレットフィード開発の事業基盤がより強固になる。サウスダウン鉱山は西豪州南東部アルバニー港の北東90kmに位置し、鉄分69%程度の高品位マグネタイトペレットフィード鉱石を、年間1,000万トン規模で生産することを計画しており、2015年からの出荷を予定している。また、双日は、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構の探鉱融資制度を本事業推進のために活用する。

同鉱山は立地条件に恵まれていることから、開発コストも比較的小さく、また、操業コストも競争力ある水準を見込んでいる。 また、このペレットフィードを原料に、マレーシアにペレットプラントを建設・操業する構想も引き続き有しているが、当面は豪州での鉱山事業を開発先行させる予定にしている。 関連インフラ整備を含めた豪州での鉱山事業の総開発コストは、2,500億円程度を見込んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識