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2012年03月02日

【物流】国交省 「特殊車両通行許可」のオンライン申請方法を変更

平成24(2012)年2月24日、国土交通省(国交省)が、特殊車両通行許可のオンライン申請の本人確認方法を変更すると発表した。

道路は、一定規格の車両を想定して、安全かつ円滑に通行出来るよう設計されており、車両諸元の最高限度を定めて車両の通行を制限している。但し、最高限度を超える車両(トラッククレーン、バン型セミトレーラ、重量物運搬用セミトレーラなどの特殊車両)であっても、必要な条件を附して通行を許可している。

これに関して、同省では、平成16(2004)年3月29日から特殊車両オンライン申請システムを導入している。窓口での申請に比べ、「在宅申請が可能であること」「自動車検査証の写しの添付が不要」等の利便性から、申請数、オンライン利用率とも年々増加傾向にある。しかし、オンライン申請の場合、申請書に電子署名を付与するために、認証局が発行する電子証明書を別途購入する必要があり、購入費用として年間1万円程度の負担が必要だった。

こうしたことから、今回の変更では、申請者IDとパスワードの入力のみで簡単にオンライン申請を行えるようにする。この他、審査の進捗状況がより分かりやすくなることや、個別協議(審査)状況の見える化、訂正があった場合の差し戻し時に、説明ファイルが付くようになるなどの機能拡大を図る。


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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連