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2012年02月27日

【アジア】モスバーガー 2012年3月韓国に初出店

モスバーガーを展開するモスフードサービスは、韓国への「モスバーガー」初出店へ向け、現地運営会社を設立した。運営会社は、MOS BURGER KOREA Co.,Ltd.(モスバーガーコリア社)で、現地法人との合弁事業(同社の出資比率は30%)。2012年3月の1号店出店を目指し、以後5年間で30店舗程度を韓国国内で出店する計画。

合弁パートナーは、韓国のメディアウィルグループのホールディング会社である、メディアウィルホールディング。メディアウィルグループは1990年、フリーペーパーや雑誌を発行するメディア企業として創業した。現在は、印刷、流通・小売から、オンライン求人サイトなども手がける複合企業グループとなっている。2005年より、台湾の点心レストラン「鼎泰豐(ディン タイ フォン)」の韓国国内でのチェーン運営も行っている。

モスフードサービスは、20年にわたるアジア・オセアニアへの出店拡大を進める中で、韓国を有力な市場として長年進出を検討してきた。ファストフード店舗がひしめく成熟市場であるため、慎重に市場分析を進めてきたが、今回、モスバーガーチェーンの理念への理解と共感が深く、多業態を展開してシナジー効果も期待できるメディアウィルグループとの間で事業化が実現した。

韓国では、“well−being(ウェルビーイング)”と呼ばれる健康志向の高まりが見られ、外食市場においてもこうしたニーズが増えつつある。また、訪日外客数が最多となる(2010年累計243万人、日本政府観光局調べ)など日本との交流も急速に進むなかで、「モスバーガー」ブランドについても、ガイドブックやブログでは「日本に行って必ず食べないといけないファストフード店」と紹介されるなど、既に一定の認知を得ている。

モスフードサービスでは、「おいしさ、安全、健康」にこだわった商品を「真心と笑顔のサービス」とともに提供することに一貫して取り組んでいる。現在、「モスバーガー」ブランドの海外への拡大を主要な経営課題と位置付け、出店を加速させています。2011年9月末現在、アジア・オセアニアの7つの国と地域で、合計265店舗を展開している。今後も、既出店地域での店舗増ならびに、新規国・地域への出店を進め、“日本のモスからアジアのモスへ、そして「世界のモスへ」”を進めていく計画です。それぞれの地域の特性を踏まえながら、日本の外食チェーンならではの、ホスピタリティとおいしさ、衛生的な店舗づくりを進め、「食を通じて人に幸せをお届けすること」を実践する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア