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2012年01月16日

【知識】日本ビジネスシステムズと日本IBM 中堅企業向けソリューションで協業

日本ビジネスシステムズ(以下:JBS)と日本IBMは、中堅企業向けのソリューションにおいて協業する。両社は、これまで大規模シンクライアント案件におけるx86サーバーおよびストレージの導入において協業してきたが、中堅企業の顧客のIT変革を支援するため、JBSの得意とするソリューションとIBMの先進製品を組み合わせることにより、両社の強みを生かして協業を行う。協業する分野および内容は以下の3分野。

1 新興国から進出する金融機関の在日支店を中心とした中堅の外資系金融業向けに、JBSはIBMのx86サーバーを採用したシンクライアント・ソリューションを提供し、日本IBMは2012年1月に設立したJBS専任チームにより、JBSの案件発掘活動を支援する。外資系企業への豊富な経験・実績を持つJBSのシンクライアント・ソリューションに、IBM独自のeX5という技術を活用したx86サーバーを組み合わせることで、顧客に投資対効果に優れたセキュアなシステムを提供する。

2 中堅企業においても多機能携帯端末やクラウドによるITサービスの活用が増加し、IT資産管理が複雑になっている。JBSは、PCや多機能携帯端末など、企業ネットワークのエンドポイントを統合管理する「IBM(R) Tivoli Endpoint Manager(TEM)」を活用し、中堅中小企業に最適化したIT資産管理ソリューション「JBS Managed Endpoint」をSaaS型で提供している。日本IBMは、JBS専任チームにより、JBSの営業スタッフ向けにTEMに関するスキルアップのためのセミナーを実施し、また、案件発掘活動を支援する。

3 顧客の業務プロセス改善を早期に展開できるように、JBSは、業務を可視化しプロセス変革を支援するIBMのビジネスプロセス管理(BPM)ソフトウェア「IBM Business Process Manager」およびクラウド・ベースのBPMツール「IBM Blueworks Live」を活用して、出荷管理や引合い管理など、製造業および流通業の中堅企業の課題や企業規模に合わせて最適化した18個のテンプレートを新たに作成し、業務コンサルテーションを行う。日本IBM は、「IBM Business Process Manager」ならびに「IBM Blueworks Live」の拡販やBPM 市場の拡大に向けて、案件発掘活動をJBSと協同で行う。

また、両社は上記の3分野で、共同でのマーケティング活動を行う。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識