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2011年12月16日

【環境】日本郵船 三井住友銀行の環境配慮評価融資において最上位評価

日本郵船は、三井住友銀行の環境配慮評価融資において最上位評価を受けたと発表した。
同社は、以前から環境経営ビジョンの中で2050年までに世界の温室効果ガス排出半減に貢献するという長期ビジョンを掲げ、具体的な削減目標として2013年までに2006年度比最低10%削減を掲げている。

今回、三井住友銀行の環境配慮評価融資において、

 @ 太陽光エネルギーを動力源の一部とする自動車運搬船への
   ハイブリット給電システム、モジュール運搬船への空気潤滑システム搭載などの
   環境配慮型の技術導入。
 A ブロードバンド化し、気象情報や運航計画、運航状態をブロードバンドで
   リアルタイムに陸船間で情報共有し、燃料消費量削減する最適な運航の追求。
 B グループ全体の環境負荷の把握、各社の環境取組を促すため、
   環境負荷データの収集。
 C 造船、運航、解体、リサイクルの各側面において生態系の影響を確認し、
   バラスト水管理条約(※1)の発効に先立ち、バラスト水処理装置の設置を
   順次推進。
 
の4点の特記項目が評価され、同社は環境配慮評価融資において最上位の評価結果に基づく融資条件の設定を受けることになった。


※1 バラスト水管理条約 
海上輸送で航行時におもし(バラスト)として積載される海水の放出の際に生態系の影響を軽減するため、プランクトンや細菌の含有量を一定水準以下まで削減することを規定する国際条約。


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投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】