<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2011年12月15日

【環境】日本郵船 シンガポールのグリーン・シップ・プログラムでアジア船社初の認定

日本郵船は、グループ会社が保有しているシンガポール籍石油製品タンカーが、シンガポール海事港湾庁が実施するグリーン・シップ・プログラムで認定されたことを発表した。

認定を受けたタンカーは3隻で、優れたエネルギー効率設計指標(EEDI ※1)を持つ船として、アジア船社では初めての認定である。

平成23(2011)年7月に国際海事機関(IMO ※2)で海洋汚染防止条約(MARPOL条約)付属書Y(※3)の改正案が採択され、平成24(2013)年1月1日以降に建造契約が結ばれる船舶(建造契約がない場合は同年7月1日以降に起工の船舶)、または平成26(2015)年7月1日以降に引渡しが行われる船舶のうち一定サイズ以上の船舶は、船種ごとに決められたEEDI規制値を満足することが要求され、規制値は段階的に強化される。

※1 EEDI(Energy Efficiency Design Index)
船舶の設計・建造段階で仕様に基づく原単位(トン・マイル)当たりのCO2排出量を評価するための指標。

※2 IMO(International Maritime Organization)
海運・造船に関する技術的問題や法律的問 題について、政府間の協力の促進や条約の策定などを行っている国連の専門機関。

※3 MARPOL条約付属書Y
IMOで合意された、船舶からの海洋汚染等を防止する国際条約である海洋汚染防止条約(MARPOL条約)の付属書で、船舶による大気汚染防止のための規則などが定められている。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】