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2011年11月28日

【物流】平成23(2011)年10月分 内航海運における輸送動向調査

日本内航海運組合総連合会は、平成23年10月分の輸送動向調査結果を発表した。

この調査は、内航海運の輸送量が低迷し続ける実態を把握する目的で、平成21(2009)年1月以来、内航海運の貨物船・油送船の元請オペレータ上位50社における輸送量(内航海運輸送量80%)について、毎月末に行っているものである。

これによると、貨物船の輸送量合計は17,790千トンで、前年同月16,979千トン(対前年同月比5%増)を上回った。

主要品目別輸送量でみると、鋼鉄3,812千トン(同比5%増)、原料4,838千トン(同比7%増)、自動車3,637千トン(同比13%増)とし、対前年同月比を上回った。これは、9月期の台風での輸送不足を補った影響と思われる。


タンカー輸送において、輸送量合計を10,911千KLとし前年同月9,697千KL(同比13%増)を上回った。

主要品目別輸送量でみると、すべての主要品目において対前年同月比を上回った。中でも、黒油は、3,530千トン(同比33%増)と大きく伸張した。これは原発の不稼動に伴う電力向け需要が拡大し輸送量が増加した。その他品目においては、9月期の台風での輸送不足を補った影響と思われる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流