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2011年11月25日

【環境】大林組 建設予定の物流倉庫にメガソーラー発電を導入

大林組は、京都府久世郡にて新規建設予定の物流倉庫屋根上にメガソーラー級発電施設を導入すると発表した。パナソニック製モジュールの採用を予定しており、工期は平成23(2011)年9月〜平成24(2012)年6月としている。

再生可能エネルギー特別措置法(再生エネルギー法)の成立や環境配慮型施設への注目により、再生可能エネルギーに関する市場拡大への期待が高まる中で、同社は「Obayashi Green Vision 2050」を中長期環境ビジョンとして策定している。自社施設の低炭素化や低炭素型の施工など直接的に貢献できるアクションプランにおいて、1990年の数値に対して2020年までに70%削減、2050年までに80%削減を目標としている。また、低炭素型の技術や資材の開発・普及、省エネ建設の提案・設計といった間接的に貢献できるアクションプランにおいても、同様に2020年までに30%削減、2050年までに50%削減を目標としている。今後は、メガソーラー事業に参画することで、短期間での機能性を追求した信頼性の高い施設の構築と、太陽光発電導入に対する事業の企画から運営までのトータルサポートを展開していくとしている。

その他に同社は、一般ごみを発酵させて発生したメタンガスを発電に利用するバイオマス施設を、稚内市にてPFI(※)で建設中であり、またNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)補助事業による海上風力発電事業のFS(実行可能性調査)にも取組んでいる。


※ PFI
公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う手法


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投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】