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2011年11月01日

【物流】国交省 神戸港CT24時間ゲートオープンモデル事業開始

国土交通省(国交省)は、平成23(2011)年10月31日から神戸港において、コンテナターミナル(CT)24時間ゲートオープンのモデル事業を開始した。

同省では、平成21年度から経済団体等との共同プロジェクト「コンテナ物流の総合的集中改革プログラム」の一環として、6港(東京港、横浜港、名古屋港、四日市港、神戸港及び大阪港)26ターミナルにおいて、ゲートを20時まで拡大するモデル事業を展開している。

今回、神戸港CT24時間ゲートオープンのモデル事業が開始することで、同港すべてのCTの輸出入貨物を24時間取り扱うことが可能となる。共同デポに搬入された貨物は、輸出の場合、原則、当日又は翌日の各CTオープン時間中に各CTに横持ちされ、横持ち先の各CTにおいて共同デポへの搬入申請の手続きを行う必要がある。また、輸入の場合、各CTから共同デポへの横持ちは、各CTオープン時間に行う必要がある。

今後、同港でのゲートオープン時間拡大のモデル事業は、これまで実施している各CTゲートの夜間拡大(16:30〜20:00)との 2つのスキームで構成されることになる。今回、同港全CTに搬出入される予定のコンテナが対象で、予約は原則不要である。但し、ゲートの夜間拡大事業同様、受益者負担による利用料金が必要となる。

なお、これらの事業は、国が平成24(2012)年3月末まで支援した後、事業化し継続することを目指している。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流