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2011年10月25日

【物流】日本・アジア−米国間のコンテナ貨物荷動き動向 2011年7月−8月分(速報値)

平成23(2011)年10月13日、日本海事センターは2011年7月−8月分の日本・アジア/米国間のコンテナ荷動き動向(速報値)をまとめた。

これによると、2011年8月の往航荷動き量(日本・アジア→米国)は122.1万TEU(対前年比3.6%減)と3ヶ月連続で減少した。また、1−8月の累計では871.7万TEU(前年同期比1.4%増)となり、かろうじてプラスを維持した。

積地別概況では、日本積は、上位品目である「自動車部品」、「自動車、トラック等のタイヤ、チューブ」、「車両機器及び部品」が前年比2桁増加したことなどにより、5.7万TEU (前年比8.5%増)と半年ぶりに韓国積を上回った。韓国積は、ウォン安などを背景に好調を持続してきたものの、韓国積の品目第1位の「一般電気機器」が3ヶ月連続で大幅に減少したことなどにより、5.6万TEU (前年比2.4%減)と3ヶ月連続の減少となった。

一方、2011年7月の復航荷動き量(米国→日本・アジア)は53.0万TEU(対前年比4.8%増)となり、2ヶ月ぶりに増加に転じた。

揚地別でみると、日本揚は、品目第1位の「ペットフード及び動物用飼料」が、5ヶ月ぶりに増加に転じたものの、「アルコール、飲料、タバコ等の嗜好品」、「砂糖、甘味等の調整食料品」などが2桁減少となったことで、6.7万TEU(前年比2.1%減)と減少した。最大の入荷国である中国揚は、20.9万TEU (前年比8.9%増)と2ヶ月ぶりの増加し、全体の39.3%のシェアを占めた。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流