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2011年10月14日

【環境】トヨタ自動車 新エコプラスチックを内装面積の80%に採用拡大

トヨタ自動車は、ハイブリッド専用車SAIを一部改良し、シート表皮やフロアカーペットにバイオPETを原料とした新エコプラスチックを採用した。新エコプラスチックは従来のエコプラスチックと比較して耐熱性、耐久性、耐伸縮性などの性能が飛躍的に向上したことから、適用困難であった内装部品にも採用され、その結果、使用比率は内装部品の表面積全体の約80%に拡大した。

エコプラスチックは大気中のCO2を吸収しながら生長した植物を原料とすることで、従来の石油系プラスチックと比べ、製造から廃棄までのライフサイクルでCO2排出量の抑制に貢献するとされている。

同社では2003年に自動車用部品として世界で初めてポリ乳酸を使ったエコプラスチックを採用したのを皮切りに、2011年には自動車内装表皮材として世界で初めて新エコプラスチックを採用するなど、エコプラスチックの自動車への適用に向けて取り組んでいる。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】