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2011年10月04日

【環境】川崎重工など 「ごみ焼却工場等の都市排熱高度活用プロジェクト」が経済産業省にて採択

川崎重工は、大阪ガス、大阪市、大阪府とともに、経済産業省(経産省)が次世代エネルギー・社会システム(スマートコミュニティ)構築に向けた実証プロジェクトに対して支援を行う「平成23年度次世代エネルギー技術実証事業」において、大阪市環境局ごみ焼却大正工場で発生する低温排熱を工場内で有効利用するとともに、ごみ焼却熱を近隣コミュニティで有効利用を図る「ごみ焼却工場等の都市排熱高度活用プロジェクト」を提案し、採択された。

現在大正工場ではごみ焼却熱で蒸気を発生させ、発電や場内の給湯・暖房に有効利用しているが、同プロジェクトはこれまで温度が低く廃棄されていたごみ焼却熱を新たに設置するバイナリー発電設備による有効利用や、蓄熱槽を用いた熱輸送車による熱供給の可能性の検証に加え、複数の需要家への効率的な輸送方法についても検討する。

同プロジェクトにより、同工場内及び近隣コミュニティ内の熱利用を最適化するエネルギーマネジメントシステムを導入することで、同プロジェクトにおける技術実証範囲内での現状比25%以上のエネルギー利用効率の向上を目指す。実証期間は2011年から3年間の予定である。

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投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】