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2011年09月27日

【環境】三菱電機 伊丹製作所 鉄道車両用電機品の「生産・開発検証棟」を建設

三菱電機は、伊丹製作所(兵庫県尼崎市)に鉄道車両用電機品の「生産・開発検証棟」を建設すると発表した。

建設の背景として、地球温暖化対策においてCO2排出量の削減が求められる中で環境負荷の少ない移動輸送手段である鉄道整備の重要度が高まっていることを挙げている。海外では、CO2の発生が少なく輸送量の多い高速鉄道の整備計画や新興国における社会インフラ整備が進められており、また国内においても、環境や省エネルギーに関連する設備投資の拡大とともに、列車情報やニュース画像の乗客への提供など顧客サービス向上の必要性が高まっていることから、同社では鉄道車両用情報機器に対する需要の増加を見込んでいる。
生産を予定している主な製品は、需要増加が期待されるトレインビジョン(※)、効率的な運行管理を実現する列車情報管理装置などである。竣工予定は2013年12月末で、2014年1月より順次稼動開始を予定している。

※ トレインビジョン
  鉄道車両のドア付近に設置されている液晶ディスプレイ

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】