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2011年09月16日

【環境】トヨタ自動車 「環境報告書2011」を公表

トヨタ自動車は、2010年度の環境に対する取組みをまとめた「環境報告書2011」を発行した。

2010年度の物流分野におけるCO2排出量は26.4万tで、当初の見込みよりも5.8万t削減されている。このうち積載率や燃費の向上など、CO2排出量低減改善活動によるものが0.3万tであった。

具体的なCO2低減事例として、ラックビル改造によるモーダルシフトの実施が挙げられている。東京販売店向け車両は通常、海上輸送で横浜港まで運びラックビルで保管していたが、ノア・ヴォクシーは、車高が高いことからラックビルでは保管ができず、一旦東富士に陸上輸送し保管した上で横浜まで運んでいた。

今回、ラック棚を乗用車2段分からRV系1段分に改造したことで、ノア・ヴォクシーの保管が可能となった。これにより横浜港へ直接海上輸送できるため、年間で約440tのCO2が削減された。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】