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2011年09月13日

【物流】仙台塩釜港 外貿定期コンテナ航路再開

平成23(2011)年8月25日、宮城県土木部港湾課が仙台塩釜港への外貿定期コンテナ航路を再開すると発表した。

再開するのは、仙台塩釜港への寄港が休止されていた中国/韓国航路で、平成23(2011)年3月11日の東日本大震災後初めてのダイレクト航路。

従来、コンテナ貨物の輸出入については、6月8日の内航フィーダー航路の再開により、京浜港経由で輸出入を行っていた。今回、仙台塩釜港と中国や韓国をダイレクトに結ぶ航路が再開したことにより、震災後この航路が休止したことで他港まで陸送せざるを得なかった荷主企業にとって、物流コストの削減などが期待されている。

定期航路を再開するのは、南星海運の中国/韓国航路で、平成23(2011)年9月26日から週1便を予定している。月曜日に仙台港を出発し、釜山(木)〜蔚山・光陽(金)〜大連(土−日)〜青島(月)〜釜山(水−木)〜新潟(金)〜苫小牧(日)を結ぶ航路で、仙台港には毎週月曜日に寄港する。なお、第1船の寄港船舶はStar Unix(全長142.7メートル、総トン数9,522トン、コンテナ積載個数962TEU)。
  
宮城県土木部港湾課では、今回の定期航路再開を契機に、東北唯一の国際拠点港湾として、企業の生産活動の回復に貢献できるよう、今後も外貿定期コンテナ航路の再開に向けて取り組んでいくとしている。

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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流