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2011年09月12日

【知識】アパレルウェブと蝶理、みずほコーポレート銀行 シンガポールにアパレル合弁会社を設立

アパレルウェブ、蝶理、みずほコーポレート銀行は、シンガポールで、日本国内のアパレルブランド商品を店舗及びネットショップで販売する合弁会社を設立し、国内アパレル企業の海外進出のサポートを行なう。

日本の文化は「クール・ジャパン」の言葉に代表されるように、既に海外において高い評価を得ており、経済産業省産業構造審議会の『産業構造ビジョン2010』でも、日本の新成長戦略における戦略5分野の一つとして、「ファッション・食・コンテンツ等文化産業の海外進出」が日本経済再生の柱であると位置付けられている。その一方で、日本のファッションは海外に十分に輸出できていないという現状がある。

新会社では、シンガポール市内の繁華街に店舗を開設するとともに、ネットショップの運営も行い、リアル(店舗)とバーチャル(ネットショップ)の双方で複数の日本ブランドの商品展開を実施する。具体的には、アパレルウェブは事業推進の総合プロデュースを行い、蝶理は、主にアパレル商品の仕入物流を担う。また、みずほコーポレート銀行は、金融面でのサポートに加え、主にみずほ銀行の取引先アパレル企業に対し、同合弁会社を紹介し、海外進出のサポートを行う。このような取組を通じて、海外、特に東南アジア諸国に対しての「日本のファッション文化の発信拠点」としての認知を確立し、国内アパレルブランドの海外展開を支援するプラットフォーム機能を担うことを目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識