<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2011年09月05日

【物流】第5〜8回 日本海側拠点港の形成に関する検討委員会概要

 国土交通省(国交省)の「日本海側拠点港の形成に関する検討委会」は、2011年8月10、11、22日及び23日の4日間にわたって、日本海側拠点港に名乗りを上げた23港、44計画のプレゼンテーションを受けた。

 同検討委員会では、港湾管理者である知事や市長自らがプレゼンターとして説明する港もあれば、港湾管理者と企業が一体となって地元の熱意を伝えたところもあった。これに対し委員からは、将来の対岸諸国との国際海上コンテナや国際フェリーの航路就航や増便に向けた具体的な取り組みに関する質問等が多く出された。その他にも、どのように新たな貨物を取り込んでいくのか、荷主や船社など企業との調整がどの程度進んでいるのかなどの質問が出された。

今後は、各計画について、委員がより詳細に検討するため、委員会として各応募者に対して追加質問し、各委員からの質問をとりまとめた上、8月末頃、各応募者宛に一斉に質問を出す予定。2週間程度の期間を経て返答してもらった後、9月下旬頃に次回委員会を開催し、拠点港の選定に関する議論を進めていくとしている。

全プレゼンが終了した23日の記者会見で、市村政務官は、日本は海に囲まれており、海外との交易も99%近くが船で運ばれてきている。港湾機能なくして日本の交易、経済は成り立たないということを改めて認識した。夏頃に決定する予定であったが、秋頃に次の政務三役に決定して頂くことになる。と述べた。


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連