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2011年08月26日

【環境】マツダ 廃車バンパーから新車バンパーへのリサイクルを世界で初めて実現

マツダは、廃棄処分された使用済み自動車のバンパー(以下:廃車バンパー)を新車バンパーの材料としてリサイクルする技術を世界で初めて実用化(2011年8月現在 マツダ調べ)し、平成23(2011)年8月21日生産分より使用を開始した。

自動車を廃棄処理する際に排出されるASR(Auto Shredder Residue)(※)は、これまで焼却処理によってエネルギー回収(サーマルリサイクル)されていたが、廃車バンパーは、樹脂部品の中でも大きな割合を占めていた。そのため、既に業界に先駆けて推進してきた、損傷バンパーのリサイクルにより培った技術を、この廃車バンパーに応用し、新車バンパーの材料として有効利用することで、自動車のマテリアルリサイクル率を向上させると共に、資源の有効利用促進に貢献することが出来るとしている。

同社は当面、広島地区にてマツダ車の廃車バンパーを回収し、新車バンパーの材料に約10%混入して再生利用していく。


※ ASR(Auto Shredder Residue)
  使用済み自動車を破砕し、鉄やその他金属を回収した後に残る廃棄物


※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】