<< 前のエントリ合通ロジのトップページへ次のエントリ >>
2011年08月09日

【物流】国交省 日本海側拠点港への応募港湾公表

国土交通(国交省)省港湾局では、平成23(2011)年6月3日〜7月29日にかけて「日本海側拠点港の形成に関する検討委員会」での議論を踏まえた日本海側拠点港の募集を行っていた。これについて同年8月1日、19者23港から応募があった、と公表した。

日本海側拠点港の選定は、日本海周辺(中国・韓国・ロシアなど)の対岸諸国の経済発展を受け、各港湾の役割の明確化と港湾間の連携を図り港湾全体の国際競争力を強化。また、東日本大震災を踏まえ、太平洋側港湾の代替機能の確保により、災害に強いネットワークを構築し防災機能の確保を図るのが狙い。

今回、同省は、拠点港の募集を機能ごとに実施。機能別で見ると、国際海上コンテナ15港、国際フェリー船・国際RORO船11港、定点クルーズ3港、背後観光地クルーズ9港、国際定期旅客8港、原木4港となった。また、応募した19者の内、小樽港・伏木富山港・舞鶴港など7者がグループの申請で、酒田港(山形)、舞鶴港(京都)など複数のグループに属している港湾もあった。

今後は、応募者によるプレゼンテーションを実施するため、「日本海側拠点港の形成に関する検討委員会」を8月10日、11日、22日、23日の延べ4回開催予定。最終的には秋頃に委員会としての結論を得たい方針。

bu-110809


※クリックで拡大します。


■関連ニュース
【物流】第3回 日本海側拠点港の形成に関する検討委員会 2011年03月10日
【物流】第2回 日本海側拠点港の形成に関する検討委員会 2011年02月16日
【環境】国交省 境港を新たに総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)に指定 2011年01月26日

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連