2011年07月12日
【物流】関東運輸局 平成23年度 関東地域事業用自動車安全対策会議
平成21（2009）年3月、国土交通省において「事業用自動車総合安全プラン2009」が取りまとめられており、関東運輸局及び関係業界団体では、同プランを踏まえ、管内の事業用自動車の事故削減目標として「①今後10年間で死者数及び人身事故件数を半減すること」「②飲酒運転ゼロ」という目標を掲げている。これらの目標達成のため、毎年、地域における施策実施目標の策定及び進捗状況の確認を行う等、PDCAサイクルに沿った取り組みを官民一体となって推進している。
こうした背景を踏まえ、平成23（2011）年6月23日、関東運輸局が「平成23年度関東地域事業用自動車安全対策会議」を開催した。同会議で事故の傾向の分析や、今後の取り組み等についての検討が行われた結果「平成23年度関東地域事業用自動車安全施策実施目標」が設定された。同実施目標を大きく分けると「1.安全体質の確立」「2.コンプライアンスの徹底」「3.飲酒運転の根絶」「4.IT・新技術の活用」「5.道路交通環境の改善」の5項目が挙げられる。中でもポイントとなる2項目の内、「1.安全体質の確立」では、デジタル式運行記録計やドライブレコーダーを活用した運行管理の高度化を推進し、事故削減に向けた取り組みの徹底を図る等を挙げている。また、「3.飲酒運転の根絶」ではアルコール検知器を用いた確実な点呼を実施し、飲酒運転の根絶を図る等を挙げている。
同局では、管内の事業用自動車事故削減目標達成に向け、各運輸支局及び関係団体等に対し、連携して同施策を積極的に推進するよう指示している。
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投稿者：gotsuat 09:45| 行政関連
