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2011年07月11日

【知識】KUMONがETSと提携

公文教育研究会(KUMON)は、TOEIC(R)やTOEFL(R)をはじめ、約200のテストプログラムを開発する世界最大の非営利テスト開発機関ETS(Educational Testing Service)と提携した。

グローバル化が急速に進行する中、世界銀行の教育戦略(「World Bank Education Strategy 2020」)にもあるように、教育は「機会の保証」から「その質」が問われる時代になり、OECDが推進するPISAに見られるとおり「世界基準のものさし」で能力を測ることへのニーズが社会的に高まりつつある。

KUMONは、算数・数学、国語(母国語)、英語(外国語としての英語)などの教科を通じて、日本のみならず世界の子ども達の能力開発を行ってきた。今後さらに、子どもたちが「世界」とのつながりをより強く意識できる機会を提供し、子どもたちに国際社会で活躍できる力を身につけてもらうために、目指すところを同じくする世界的な教育団体であるETSと提携した。

KUMONは、新会社を設立し、ETSが新たに開発した英語を母語としない中高生の英語運用能力を測定する世界共通のテストである、TOEFL(R) Juniorの普及に着手する。

日本でTOEFL(R) Junior(TM)は、2011年秋から中学・高校での受験を主体に本格スタート。国内の中学・高校等の実施団体に裾野を広げていくとともに、提携によりテスト運営を担う事業者を開拓し、テストの認知度を高め、一般公開テストへの展開を目指す。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識