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2011年06月17日

【物流】国際物流を通じた関西経済の活性化に向けて

平成23(2011)年6月9日、関西の産学官で構成された国際物流戦略チームは、第16回幹事会を開催した。

同幹事会においては、東日本大震災による物流機能への影響や国際物流戦略チームを取り巻く最近の動きについて議論するとともに、今後の取組み方について協議した。

同幹事会の主な議事概要は以下の通り。

@ 東日本大震災の国際物流への影響を踏まえ、産業界のサプライチェーンの動きを
  把握するとともに、必要な国際物流ネットワークの構築を検討する。

A 阪神・淡路大震災の経験を踏まえて、釜山港等の海外トランシップ拡大の阻止が必要。
  そのため、国際戦略港湾「阪神港」への貨物集荷が必要であることから、
  関西のみならず瀬戸内海等地域の関係者との協力関係の構築を図る。
  また、国際戦略総合特区(仮称)制度の活用について検討する。

B 日本海側の拠点港湾について、阪神港との災害時のリダンダンシー機能が
  必要であることから、舞鶴港の活用を検討する。

C 大阪湾地域の BCP(事業継続計画)の策定に向け、
  夏頃に大阪湾港湾機能継続計画推進協議会(仮称)を開催する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流