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2011年06月15日

【物流】日本船主協会 国際救援物資の無償海上輸送期間を延長

日本船主協会は、東日本大震災で被災した地域の復興を支援するため、輸送協力の一環として、コンテナ船による国際救援物資の無償海上輸送を実施している。これについて、当初平成23年5月末までとしていた期限を3ヶ月延長し、同年8月末まで協力を継続する、と発表した。

引き受け条件等は、平成23(2011)年3月18日付で発表している支援対策と同様で、詳細は以下の通り。

<引き受け物資>
東北太平洋沖地震被災地向けの無償救援物資。
※但し、危険物、動物、制限品など引き受け出来ないものがある。(詳細は各社へ問い合せ)

<輸送形態>
ドライコンテナでの輸送。

<輸送範囲>
積港コンテナヤードから揚港コンテナヤードまで。

<積港>
海外における各社運航船直接寄港地。(詳細は各社へ問い合せ)

<揚港>
我が国における各社運航船直接寄港地。(詳細は各社へ問い合せ)

<引受条件>
 ・出荷主・荷受人が、@政府・自治体などの公的機関、
  またはA各国政府から認定を受けた支援団体等(各社基準による)であること。
 ・出荷主・荷受人の連絡先が明確であり、出発地・到着地での通関手続き、
  陸上輸送手続き等は出荷主・荷受人により確実に手配すること。
 ・運航船のスペースやターミナルの状況等により、引受けを調整する場合がある。

無償海上輸送を行う輸送船社は、同協会会員の日本郵船、商船三井、川崎汽船の3社。なお、同3社は、これまでに仮設住宅用資材の一部として合計216TEU(※)の輸送協力を行っている。
  
※ TEU・・・20ftコンテナを1単位と換算するコンテナ取扱貨物量の計算方法

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流