2011年06月06日
【アジア】住友鋼管、住友商事、ハイスコ インドに自動車用鋼管事業合弁会社を設立
住友鋼管と住友商事は、韓国鉄鋼メーカー大手の現代ハイスコ（以下：ハイスコ）と、インドにおいて自動車用鋼管を製造・販売する合弁会社を設立する。
インドでは、経済発展の中、自動車産業が急速に成長しており、自動車用鋼管、中でも環境規制の強化や安全性強化のニーズの高まりを背景に、排気系ステンレス鋼管、フロントフォーク用鋼管およびドアインパクトビーム等の高強度鋼管の需要拡大が見込まれる。
住友鋼管および住友商事は、こうした増大するインドにおける自動車用鋼管需要を捕捉するため、インド、特に自動車産業が集積する南部のタミル・ナドゥ州チェンナイ市において、自動車用鋼管事業を展開することについてかねてより検討を進めていたが、チェンナイ市内に土地を所有するハイスコの現地子会社と、自動車用鋼管の製造・販売を行う合弁会社を設立することに合意した。合弁会社は、日系自動車メーカー、韓国自動車メーカー最大手の現代自動車と欧米系自動車メーカー向けに、２０１２年末からの生産開始を予定している。
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投稿者：gotsuat 09:30| アジア
