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2011年05月02日

【物流】中部空港会社 国際線貨物便着陸料割引制度を導入

平成23(2011)年4月22日、中部空港会社が国際線貨物便に対する着陸料割引制度を導入すると発表した。

同制度は、新規路線、増便、機材の大型化等を対象に、国際線貨物便の着陸重量(MTOW)の増量分について、着陸料を1年間、80%割引するもの。制度の運用期間は2011年4月21日〜2013年4月20日の2年間。

参考:同制度を利用した場合、ジャンボ機(B747-400/395トン)だと、通常料金65.6万円(1,660円/トン)が13.1万円になる。

同制度は、中部国際空港利用促進協議会が推進しているフライ・セントレア・カーゴ(※1)事業の一環で、平成23(2011)年度、新規事業として同制度以外にも、フレーター利用促進プラン(※2)を用意している。   

国土交通省においては、羽田空港に深夜早朝に到着する国際貨物便を対象に、平成23年4月1日〜平成24年3月31日の間、着陸料を半額に引き下げることを発表しており、各方面において国際貨物便に対する支援策の動きが広がっている。

※1 フライ・セントレア・カーゴ
国際航空貨物便ネットワークの充実を図るため、荷主企業が一丸となり、セントレア発着便を優先利用していく活動

※2 フレーター利用促進プラン
フレーター利用に対して5円/kgを支援

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流