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2011年04月18日

【知識】凸版印刷とフィナンシャル・リンク オンラインギフト・プリペイドカード事業で提携

凸版印刷と、三井住友銀行グループ100%出資子会社のフィナンシャル・リンクは、「オンラインギフト・プリペイドカード事業」において業務提携した。

「オンラインギフト・プリペイドカード」とは、プラスチック製磁気カードを利用し、価値(=残高)をカード自体ではなく、サーバ上で管理するプリペイド機能を持ったカードで、凸版印刷が提供する仕組みの特徴は、ASP型のサービスであること、再チャージが可能であること等で、(1)ギフト・商品券としての利用の他、(2)自社ブランドの電子マネー・プリペイドカード、(3)プロモーションツールとしての利用が可能で、導入企業にとっては、(1)店頭業務の効率化、(2)来店数、購入単価増加、(3)預り金によるキャッシュフローの改善、等のメリットが期待され、先行する米国では、数兆円規模の取引に利用されていると言われている。

凸版印刷では、この仕組みの将来性にいち早く着目し、他社に先駆けて2005年より本事業に積極的に取り組んでおり、百貨店業界をはじめとして、セレクトショップからオンラインショップまで、多種多様な小売業態に導入実績を持つ。

一方、フィナンシャル・リンクは、資金決済・業務効率化に関するコンサルティング会社で、三井住友銀行グループ内外の優良企業との幅広い分野における業務提携を通じて、1,000社を超える顧客企業のさまざまなニーズに対して、最適な決済関連サービスの組み合わせやコスト削減につながるソリューションを提供している。

両社は業務提携を通じて、決済方法の多様化や業務効率化を求める小売業者に対して、凸版印刷のオンラインギフト・プリペイドカード、三井住友銀行グループ各社をはじめとするフィナンシャル・リンク提携企業の決済商品・サービスを、顧客企業ごとに最適な形にアレンジして提供することにより、店頭業務の効率化、売上拡大、更には企業価値の向上に貢献するという、経営課題解決型ビジネスを展開する。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:35| 知識