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2011年04月15日

【物流】中部空港促進協が貨物事業の取組み概要発表

中部国際空港利用促進協議会は平成23(2010)年4月4日、平成23年度貨物事業の取組み概要(案)を発表した。「フレーター(貨物専用機)利用促進プラン」を新設し、貨物便の増便や大型化、新規就航を目指す。

中部国際空港のマーケット環境は、大型フレーターの運休や旅客便の機材小型化・多頻度化の影響により、航空貨物輸送スペースが減少傾向にある。今回、従来の各輸出入促進プランと新プランにより貨物スペースおよび貨物量の拡大を図る。

「フレーター利用促進プラン」は、輸出入ともに、重点路線(中国諸都市、東南アジア諸都市)に就航するフレーターに搭載する貨物のうち、新たに中部国際空港を利用する貨物が対象。1kgにつき各5円(上限100万円)を利用促進協力金として支給する。従来の各プランとの重複申請も可能で、輸出入ともに1kgあたり最大10円(※)の支給となる。なお、実施有効期間は、平成23(2011)年4月1日〜平成24(2012)年3月31日までに登録を完了し、その後の輸送開始から1年間。

※ 対前年で荷量が増加し、かつ、フレーター利用の場合。

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投稿者:gotsuat 09:45| 国際物流