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2011年03月29日

【物流】直轄国道及び高速道路における節電の実施

国土交通省では、電力不足に対して直轄国道及び高速道路において照明灯の消灯による節電に取り組んでいる。節減効果による試算は、以下の通り。

○ 直轄国道での節減量       :約1.7万kW程度節減されると試算
 ・50Hz区域での照明灯消灯  :約1.3万kW程度節減(56,400灯×230W)
 ・50Hz区域外での照明灯消  :約0.3万kW程度節減(14,600灯×230W)※
 ・トンネルの減灯、調光     :約0.1万kW程度節減※
(※ 計画箇所を全て消灯又は減灯・調光した場合の試算)

直轄国道については、2011年3月24日までに、北海道電力と東北電力、東京電力から電力供給されている50Hz区域内の道路照明灯約14万灯のうち、交差点部等の点灯が必要な箇所を除き、全体の約4割に相当する約5万6千灯を消灯した。この消灯による節電効果は約1.3万kW程度と試算している。

また、50Hz区域以外の道路照明灯約13万灯のうち約1割で順次消灯を実施しており、さらに、照明灯以外の節電として、全国のトンネル約1千2百本のうち約4割で減灯・調光も実施している。

高速道路については、2011年3月24日までに、上記の電力会社から電力供給されているトンネル部を含む50Hz区域内の道路の照明約31万灯のうち、安全上特に必要とされる箇所を除き、全体の約5割に相当する約14万9千灯を消灯した。また、50Hz区域以外の照明約52万灯のうち約2割で順次消灯を実施している。

これまでの道路照明と比べて、明暗の差を感じる場合がある為、同省では利用者に対し、夕方時の早期点灯など、安全走行を喚起している。

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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連