2011年03月23日
【物流】JR貨物 救援物資の無賃輸送を実施
2011年3月17日、日本貨物鉄道は鉄道利用運送業界と協力して、東北地方太平洋沖地震で被災した自治体向けに、救援物資（救助用寄贈品）の無賃輸送を実施すると発表した。
運送引受する救援物資は12ft コンテナ1個単位（5トン以内）で、ＪＲ貨物の全国のコンテナ貨物取扱駅〜被災地の最寄りのコンテナ貨物取扱駅（※JR貨物の復旧状況に応じて変更）まで貨物列車で輸送する（無賃輸送）。また、荷送人の指定の集荷場所〜最寄りのコンテナ貨物取扱駅までと、被災地の最寄りのコンテナ貨物取扱駅〜被災地までは鉄道利用運送事業者がトラックで輸送する（無賃輸送）。
荷送人の対象者は、各県災害対策本部等へ事前に連絡した上で、救援物資の受け入れを承認された企業等としており、荷受人の対象者は救援物資の受け入れを表明している被災自治体としている。
なお、今回実施する無賃輸送には、以下の条件が提示されている。
＜条件＞
・運送の申込み前に、品名・数量・受け入れ等について、被災自治体と打合せし、受取り承諾を得た貨物に限る。
・貨物の受付に当たっては、発地の鉄道利用運送事業者から着地の鉄道利用運送事業者に着駅から荷受人までの配達が可能であることを確認した上で受付ける。
※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です
投稿者：gotsuat 09:50| 物流事業者
