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2011年03月29日

【アジア】三井化学東セロ マレーシアに太陽電池封止シート合弁会社設立及び工場新設

三井化学の100%子会社である三井化学東セロ(以下:MCTI)とSCIENTEX社は、太陽電池封止シート(ソーラーエバ(TM))の合弁会社設立及び工場新設を決定した。

昨今、地球規模での環境問題への対策が急務となっており、クリーンエネルギーとして太陽電池の需要は急拡大している。最大市場である欧州の他、今後伸長が期待される日本・米国・中国等の市場をターゲットに、アジアにおいて太陽電池メーカーの製造設備新増設が相次ぎ計画されている。これに伴い、太陽電池の部材となる封止シート(ソーラーエバTM)の需要も全世界で年率20%以上の成長が見込まれている。

三井化学は、ソーラーエバTMを含む機能フィルム・シート事業を、景気変動の影響を受け難い「重点5事業」の一つとして、更なる拡大を図ることにしている。具体的には、太陽光発電等の成長市場における積極投資と拡販、及びアジアでの拠点構築による供給力の拡大を積極的に進めている。その一環として、この度マレーシアに新たなソーラーエバTMの生産拠点をSCIENTEX社と共に構築することにした。SCIENTEX社は、優れた樹脂加工の基盤技術を有し、また三井化学と既にJV運営の実績がある等、相互に信頼関係が構築されており、SCIENTEX社との協働により、迅速かつ円滑な事業立ち上げを図る。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:30| アジア