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2011年02月23日

【物流】「鹿児島線鉄道貨物輸送力増強事業」竣工式

「鹿児島線(北九州・福岡間)鉄道貨物輸送力増強事業」は、国の「幹線鉄道等活性化事業」として、鹿児島線北九州貨物ターミナル駅〜福岡貨物ターミナル駅間における貨物列車の長編成化(コンテナ貨車26両、1,300トンけん引)に対応する工事を2007年度より行って来たが、今回竣工の運びとなった。

東海道線(1993〜97年度)、山陽線(2002〜06年度)における輸送力増強事業により、東京から北九州までの間で1,300トン列車を運行しているが、今回、当該事業が完成することで、東京から北九州までのメインルートの太い「背骨」が、福岡まで延伸され、輸送力が大幅にアップする。

事業概要、竣工式については以下の通りである。
●事業概要
1)工事区間:北九州貨物ターミナル駅〜福岡貨物ターミナル駅間(67.6km)
2)工事内容:着発線延伸(北九州貨物ターミナル駅)
待避線新設(福間駅)
コンテナホーム改良、着発線延伸(福岡貨物ターミナル駅)等
3)事業効果 
@鉄道コンテナ輸送力の増強:約17万トン/年
Aモーダルシフトによる環境負荷の改善:CO2の排出削減量 約3.2万トン/年
  NOXの排出削減量 約27トン/年
4)事業費:27.5億円(補助率30%以内)
5)事業主体:北九州貨物鉄道施設保有(第3セクター)
(出資比率)北九州市49%、JR貨物49%   
●竣工式概要
1)日時:2011年3月30日(水)11時00分〜
2)場所:北九州貨物ターミナル駅構内 (所在地)北九州市門司区大里新町11番3号
3)主催:北九州貨物鉄道施設保有


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投稿者:gotsuat 09:45| 行政関連