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2011年02月22日

【環境】2011年度 国際コンテナ戦略港湾関連の予算案を公表

大阪市港湾局は、国際コンテナ戦略港湾関連における平成23年度予算案を発表した。

大阪港と神戸港は阪神港として、2010年8月に「国際コンテナ戦略港湾」に選定されており、これを機に2011年度を「国際コンテナ戦略港湾」元年と定め、経済・産業の国際競争力強化のための施策を実施していく。具体的には、西日本の各港からコンテナ貨物を集める集荷策に、「内航船に対するモーダルシフト補助制度」創設や、世界に向けた基幹航路のコンテナ船の大型化に対応するためのインセンティブなどが挙げられている。

2011年度予算額は、21億5,469万円。このうちモーダルシフト補助制度は8,000万円で、1TEU(※)あたり2,000円(上限10,000千円/件)が交付される。

モーダルシフト補助制度の対象事業は以下の通りである。

(1)海上モーダルシフト事業
コンテナ貨物を大阪港に寄港する内航船・フェリー等を用いて海上輸送する事業。
(2)鉄道モーダルシフト事業
海上輸送に供するコンテナ貨物の陸上輸送において、鉄道輸送する事業。
(3)陸上輸送距離短縮事業
海上輸送に供するコンテナ貨物の陸上輸送において、大阪港を利用することにより陸上輸送距離が短縮される事業。
(4)コンテナラウンドユース事業
海上輸送に供するコンテナ貨物の海上あるいは陸上輸送において、空コンテナの輸送を効率化する事業。

※ TEU
コンテナ船の積載容量を表す単位。
1TEUで20フィートコンテナ1個分。

 

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:50| その他の取組内容 【取り組み内容別】