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2011年02月16日

【環境】コスモ石油 バイオETBE製造装置が完成

コスモ石油は、堺製油所にて開発を進めていた「バイオETBE製造装置(ETBE装置)」が完成したことを発表した。

同社は、今回は開発した製造装置を利用して、輸入したバイオエタノールからバイオETBEを製造する。生産されたバイオETBE(※)と配合したバイオガソリンを同社のサービスステーション(SS)にて、2011年4月から販売する予定である。

バイオガソリンは植物が原料であることから、その生長過程で光合成により大気中のCO2を吸収しているため、燃焼によって発生するCO2は排出量とはみなされない。そのためバイオガソリンを使用すると、バイオETBE相当のCO2排出が抑制できる。

※ バイオETBE
トウモロコシやサトウキビなど植物由来の資源を発酵させて抽出するバイオエタノールと、石油系ガスであるイソブテンを合成して製造する物質。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 09:25| 企業の取り組み 【機関別】