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2011年01月24日

【アジア】東芝 インドで超臨界石炭火力発電所向け蒸気タービン発電設備を受注

東芝は、インド大手財閥エッサールグループの独立発電事業者であるエッサール電力グジャラート社のサラヤ第2期超臨界石炭火力発電所(インド西部グジャラード州)向け蒸気タービン発電設備を受注した。

今回、東芝が受注した火力発電設備は、発電効率が高く環境負荷の低減にもつながる超臨界圧方式の出力660メガワット蒸気タービン発電設備2基で、2012年に順次納入し、2013年に順次運転を開始する予定。

東芝は、超臨界圧方式の蒸気タービン発電設備について、国内65基、海外16基の受注実績がある。また、インド市場ではウタルプラデッシュ電力庁アンパラ火力発電所向けに500メガワット蒸気タービン発電機2基や、タタ電力ムンドラ火力発電所向けに超臨界圧方式の800メガワット蒸気タービン発電機5基の受注実績がある。

インドでは高い経済成長率を背景に、電力需要が堅調に増加している。インド政府発表の第11次5ヵ年計画(2007〜2011年)、第12次5ヵ年計画(2012〜2017)によると、2007〜2017年の10年間での発電設備容量の増加分は、年平均16,000メガワット以上で、そのうち火力発電は60%以上を占める。また火力発電のうち約80%が今回の契約で採用される超臨界圧方式となる見通し。

※ 製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です

投稿者:gotsuat 10:59| アジア